カナダCo-op留学10か月の総括|迷い続けた先で得た「生きる力」

はじめに

2025年1月から10か月間、カナダ・バンクーバーでCo-op留学を経験した。
就職ではなく留学を選ぶことは、自分にとって人生を左右する大きな決断だった。

この記事では、留学を決めた理由から、現地での学び・仕事・葛藤、そして今感じていることまでを振り返る。
これから留学を考えている人、就職か別の道かで迷っている人の参考になれば嬉しい。


留学を決断するまで|「就職しない」という選択

大学在学中、本当は休学して海外に行きたかった。
しかし親からは「大学は4年で卒業してほしい。その後は自由にしていい」と言われた。

学費を出してもらっている以上、強く反論はできなかった。
この時初めて、「やりたいこと」と「お金・責任」は切り離せないと実感した。

それでも海外への想いは消えず、大学卒業後にカナダへ行くことを決意。
覚悟を決めてからは、とにかく貯金に集中した。


資金準備と英語への自信

英語を使って働きたいと思い、都内のホステルでアルバイトを始めた。
世界中から来る旅行者と話す中で、英語が「勉強」から「コミュニケーションの道具」に変わっていく感覚があった。

大学4年時はほぼ毎日バイト。
大変だったが、目標金額に近づく感覚がモチベーションになっていた。

この時期に学んだのは、
**「目標を立てて、地道に積み上げることの強さ」**だった。


いざカナダへ|不安だらけのスタート

2025年1月4日、カナダ・バンクーバーへ渡航。
期待よりも不安の方が大きく、正直なところ気が休まらなかった。

無事にホームステイ先へ到着し、ダウンタウンを歩いたとき、
「本当に来たんだ」とようやく実感が湧いた。

一方で、イースト・ヘイスティング周辺の光景には衝撃を受けた。
カナダの明るいイメージだけでは語れない現実を、初日から突きつけられた。


多国籍クラスでの衝撃|「発言しない=存在しない」

カレッジは多国籍で、まるで小さな国連のようだった。
初日の授業で驚いたのは、学生の発言量の多さ

先生の話を遮ってでも意見を言う。
日本で育った自分には衝撃で、「発言しない=いないのと同じ」空気に焦りを感じた。

ここで初めて、
**「自分の意見を持ち、言葉にする力」**の重要性を痛感した。


仕事探しと現実|マクドナルド早朝シフト

渡航から約2週間後、仕事探しを開始。
冬のオフシーズンで厳しいと言われる中、1週間ほどでマクドナルドに採用された。

シフトは朝4時半〜8時。
終わってからカレッジに通う生活は正直きつかった。

同僚は主にインドやフィリピン出身。
言葉だけでなく文化ごと理解する必要があり、実践的な学びの場だった。

ただし、二度と早朝シフトはやりたくない。


慣れと葛藤|「何のために来たのか」

生活や英語に慣れる一方で、葛藤も増えた。
大学時代の経験からチャイルドケアに興味があったが、ビザの制約で希望の仕事に就けなかった。

CPR資格も取得したが活かせず、方向転換を余儀なくされた。
悩みながらも、同じように迷うクラスメイトの存在に救われた。


最大の事件|スマホ盗難

母と姉がカナダに来ていたタイミングで、図書館でスマホを盗まれた。
生活のすべてがスマホに依存していることを、身をもって知った。

情けなさと悔しさで落ち込んだが、
この経験も今では忘れられない思い出の一つになっている。


座学終了と一人旅|世界が広がった2週間

6月下旬、半年間の座学が終了。
そのタイミングで、トロント・ボストン・ニューヨークへの一人旅に出た。

カナダ横断鉄道、ナイアガラの滝、ボストンの歴史、
そしてニューヨーク・ブロードウェイ。

どれも、「世界は想像以上に広い」と実感させてくれた。


後半戦|貯金と生活力

一人旅で資金が底をつき、7〜10月は貯金に集中。
家計簿をつけ、数字と向き合う日々だった。

この期間で学んだのは、

  • お金は選択肢を広げる
  • 完璧を目指さず「60%で回す」生活
  • 習慣の力

カナダCo-op留学を終えて

迷い、失敗し、孤独もあった。
それでも、行って本当によかったと心から思う。

新しい環境に飛び込み、自分で考え、選び続けた10か月。
この経験で得た「生きる力」は、これからの人生の土台になる。

今は日本の実家でこの記事を書いている。
10か月前には遠かったこの風景が、今はとても心地いい。

今週末からはケニア、そしてカンボジアへ。
周りと比べて不安になることもあるが、これが自分の人生だ。

人生の充実感は、「自分で選んで生きているか」で決まる。


おわりに

この記事が、

  • 留学に迷っている人
  • 就職以外の道に不安を感じている人

そんな誰かの背中を、ほんの少しでも押せたら嬉しい。

今後もブログ・noteを更新していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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